子供のころから絵をかくのは好きだったけど、
美大をめざす根性もなかったし、
絵を仕事にするなんて夢にも思ってなかったので、
就職も普通にしました。
27歳の時、仕事にも生活にも不満はなかったけど、
「ほんまにこれでいいんだろうか」と、突然、思い立って、
イラストレーターになることを思いつきました。
あれから、10数年。。。
今は、この仕事を天職だって思ってます。
だって、絵が出来上がった瞬間の嬉しさと言ったら。。。
脳から快感物質が出てるカンジ。。。
(今、新作展に向けて色々仕上げてるので、めちゃめちゃ実感してます)
子供のころ、お絵かき帳にはいつも色々かいてたけど、
初めて、妹の似顔絵をかいてあげて、
出来上がった時、めちゃめちゃ嬉しかった。
あの時、多分、脳から快感物質でてたんだろな。。。
今も絵が出来上がった時は、あの時の嬉しさと一緒です。
そういや、小学5年生の時、
毎月読んでた雑誌の連載に『うわさの姫子』というのがあって、
マンガのストーリーのなかで主人公の姫子が着る洋服を
募集してたのです。
私もデザインして送ってみたら、採用されました!
嬉しかったけど、はずかしかったです(←内気な小学生)。
うちの実家はそういうものを後生大事においておく家じゃなかったので、
数年後には、その雑誌は行方不明。
でもきちんと見つけてきたもんね。
永田町の国立図書館で。
私は物質的な欲はあんまりないので、
高価なモノはたいして持ってないけど、
子供のころのこんな感覚とか、
絵が好きな気持ちとか、
まあ、それなりの経験(←苦労もいっぱい)とかが、
無形な宝物です。
イラストレーターtuborinaのオフィシャルブログはコチラ
CASA TUBORINA